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沼崎山永泉寺本堂

沼崎山永泉寺本堂

沼崎山永泉寺本堂の建築データ

  • 用途:本堂
  • 宗派:真宗大谷派
  • 所在地:茨城県守谷市
  • 構造:木造 
  • 規模:116.63㎡
  • 工事種別:耐震診断・補強工事
  • 竣工年:2011年06月
  • 備考:東日本大震災に伴う応急補強工事

沼崎山永泉寺本堂の概説

本堂は今回の震災により内陸でありながら大きな被害を受けた。向拝柱の迫り出し、内部虹梁の仕口破断、土壁の一部破壊、母屋柱の傾斜、床の不陸、瓦屋根の動きなどである。このままでは本堂の使用が出来ないため、将来は新規本堂再建の方針の下に、当面の本堂の使用のために、応急的な耐震補強工事をおこなった。合わせて、緊急時の避難通路や避難誘導について施主側と協議を行い、避難階段の設置をおこなった。

沼崎山永泉寺本堂|日本建築研究所|寺院・神社・文化財専門の建築設計事務所